妹の娘に次男が誕生した。姪はつくばの研究者。「勇おじちゃん 」と云ってくれる、メールのやりとりがうれしい。写真を送ってくれた。弟2人とLINEで共有、お祝いをした。私は孫愛をしらないが孫がわり、遠くから、幸せの見守り役を自認。われら一族の宝である。
川柳句会で、孫が来ておもちゃ箱をひっくり返してめちゃくちゃという意味の句があった。私は「めちゃくちゃがうれしいおじいさんの気持ちがわかる」と評価した。先達によれば、川柳に孫を詠むのはタブーだとか。孫はかわいいにきまっている、わざわざ川柳にして親族外にまで披露することはない、、、なるほど。感情を抑制する、閉じこめる、あるいは型にはめる伝統文芸の深さを知った。
遺伝子の複製は、微生物から哺乳類まで永続する本能(煩悩)だ。枯れてゆく命、成長する命。難しげな老人が、とつぜん破顔一笑、えっ、この人にこんな表情?、近づくあどけない孫を見る顔だった。図書館で読むある新聞の読書欄はメールやSNSをやらない高齢者の居場所。孫愛をつづった投書が目につく。孫との感動を書かずにおれない。川柳と同じく、溺愛まるだしでなく、客観を工夫、整理した記述が読みやすい。
写真は北区の保存古民家の近くにあった。口はわざわいの元、メールもまたしかり。写真の披露は?(わかりません)
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