不眠

句題:酒席
盛り上がる 病気の次は 墓探し 偏人
目を据えた 政治宗教 引くが勝ち 偏人

不眠の借りは永眠で元を取れると句会仲間に教えられた。なるほど発想の転換で暗は明になる。私の不眠症はラジオ深夜便で解決した。プールが休みで疲労していないと1時間おきに目が覚めるがまたラジオ深夜便で眠る。五木寛之は山形、鶴岡の「人への思い入れ」を語った。余談だが生年月日が同年同月同日の石原慎太郎逝去へのコメントでまったく別の世界の人と素っ気ない。いいとこのボンボンが「太陽の季節」で脚光を浴びていた頃、早稲田の学生だった五木寛之は売血で食いつなぎ、やがて学費が払えず退学した。五木の語りは耳に心地よく途中で入眠、翌日残り録音を聴く。ベテランNHKアナウンサーが再雇用で活躍する。

ラジオ深夜便の情報、4月から酒場詩人の吉田類さんは「日本百低山」NHKの昼番組に登場する。ナレーターの池田信子さんを「娘さんのようにかわいがっている」とのこと。吉田さんの池田さんへの賛辞がおもしろかった。慎重に言葉を選ぶ。いわく「美人」「可愛い」などとはけっして云わず「一ファンです」「とても気持ちのいい」「輝いている」など。独身の吉田さんは枯れてはいないと思うが父と慕われるのは人徳である。女性の褒め方は難しい。職場で髪型、衣服を褒めるとセクハラ、業務と関係ないから。「若いですね」なんて云おうものなら「横のひと」がむくれる。なにか感じても黙っとくのが無難。感じやすい私の悩み。プロフィールとして生年、出身県、出身大学を転記するぐらいは許容範囲だろうか。

備忘録

裸には 初場所よりも やはり春(静洋作マネ 偏人)昼のプールは壮観。エクササイズ、レッスン、屋外設置の円形ジャグジーはむかし乙女たちのハーレムである。これもセクハラ語か。地域NPOのHPブラッシュアップを続けている。私の美意識と価値観を注ぎ込んだ。先達からGoogle Analyticsでアクセスユーザー分析をすすめられたが迷っていた。アナリティクス、トラッキングIDを各ページの設定で有効化、簡単だった。後の分析が難しそう。



朝に祈り夕べに感謝

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