立春だ 梅よ義理でも 蕾出せ 偏人
「忙しい」 苦手な事の 言い訳に 偏人
自家近辺に緑豊かな大公園が続く人は羨ましい。終の棲家を街中の雑踏に選んだのは失敗だった。会社を辞めてからが長い。それで好天には東京都シルバーパスを使って都心の散歩スポットへ。地下鉄でバスで移動する。神保町の出口通路、岩波ホール10階に寄った。7月29日の閉館までまだやっている。よしコロナが収まったら2回ぐらいは入りたいものだ。いつものコース三省堂へ。NHK100分de名著の「金子みすゞ詩集」が近くの書店にない。アマゾンでも入荷待ち。それで来た。店員さんにNHKのコーナーを聞いたら平積みされていた。店員さんの本に対する知識、接客が並みの大型書店とは違う。社内研修があるのだと思う。
金子みすゞの自死、25歳、昭和5年。それから数年、戦争は「優しさをうたう心情」を木っ端みじんにした。戦後も大活躍する作詞家、作曲家、歌手、etc軍部の要請で戦意高揚の作品を量産した。読者もご存知なので一々名前を挙げるのはしない。才能はプロパガンダに利用される。時流に迎合しないと発表の場がない。私はみすゞの1人娘のその後に関心があったがネットで知り得てほっとした。長命だった。幸せだったかはわからない。後世に残る芸術は天才が努力も有って、奇跡的に創造する。生きた期間(寿命)とは関係ないようだ。
備忘録
準備には関わった対面会議が終了した。質疑、意見、前席に座った運営側の応答。切れ目なく活発だった。運営後ろの私は一度だけ挙手して発言しそうになったが止めた。止めてよかった。私の口調は理屈が立ち、検察官ふうの問責になる(そうだ)。その場の雰囲気がガマンならず挙手して発言、イヤな思いをしたのはつい最近のこと。流れを変える、他にインパクトを与える良いことを云っているつもりが議長に巻きを入れられた。「あなたは出しゃばんなさんなよ」という身内Aの制止は部分的に正しい。また挙手したい虫がうごめく。
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