新聞の 川柳欄で 穿ち知る 偏人
川柳の ラジオ番組 聴いて寝る 偏人
経済困窮ながら子供4人を進学させてくれた父母への思いれが強い。零細農家は現金収入がない。仕送りのため祖父母伝来の田畑を次々に売り、関西の下請け企業へ出稼ぎ、地元では失対事業、土建の手伝い。ブログには母恋し父リスペクトの記事がいくつかある。年齢を重ねるにつれて気づいたこと。同世代に父の記憶や母の思い出がない人が複数いる。云わないから知らない。友人は「我が家は父親がいないのが普通だった」と語る。それと感じさせない母親の偉大さ。戦死、戦病死、結核など。幼子を残して逝く運命の辛苦は想像を超える。
私のHPから家族トピックが消えた。パスワードの奥に格納。子や孫からの思い出もせいぜい3世代まで。墓誌に刻まれた名前と没年だけ。会ったことがない曾祖父母他に具体的な感情はない。大概の家族で忘却の彼方に。遺族のいない父方のおじ一人、母方のおじ一人は私が名前を唱え靖国神社にお参りする。当時の「御国の為に名誉の戦士」マインドコントロールの罪悪とは別の次元。故郷の父母の墓、早い者勝ちじゃなくて十分に納骨空きがある。
納骨堂の二人見学をした。天台宗のお寺をビルに建て替えて宗派を問わない納骨ビジネス。一括納付金と年間維持費がかかる。年間維持費は30年以上の一括支払いもできる。リーズナブル(納得料金)だ。入会すると専用カードが2枚支給され、営業時間内に参拝できる。遺骨は立体駐車場の車のようにぐるぐる回って目の前で止まる。回転寿司に例えると失礼か。祭壇の裏、骨壺は袋にすると場所を取らない。5、6人に十分な広い共用個室。スタッフが毎日生花に取り換えてくれる。遺族の負担感はほとんどない。思案は生前の維持費だ。
備忘録
冒頭の川柳解説:穿(うが)ちは発見、作者の新しい視点、目の付け所、ユーモア個性が出る。関西発ラジオ深夜便、第1~3(金)の夜11半ごろからなので睡眠導入剤。録音サービスを聴く。文字が見えず音声だけの言葉で笑えるか、パッと聞きでわかるかがポイント。シニアが加齢症状を明るく笑う自虐ネタは意外に少ない。アラビア半島はイスラム教の部族や宗派で住む地域を分けていたところにイギリス、フランスが関与し定規で一直線の国境を定めた。争いはそこから始まった。いま中国に属するモンゴル自治区の境界線はあいまいだ。
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