修正

デジカメは スマホになって お蔵入り 偏人
長いなあ ダウンロードで 席外し 偏人

某団体でメルマガを発行する。月に1回、会員向け。メルマガはニュースレターに名前が変わった。編集長が文案を作成し発行前「チェックしてください」とメール添付が来る。私は見るポイント心得を決めている。「他の人が書いた文章は頼まれても修正しない」である。番号の付け間違いとか環境依存文字(字化けしやすい)やスペルミスはなおす。新聞社ではいえば校閲以前、単純な指摘である。言い回し語彙を自分の主観や好みで修正すればせっかくの初々しい個性が失われる。誠意全力が感じられたら手をつけない。恐れ多いこと。

NHKの俳句や短歌の番組を観る。先生が投稿作品を添削する。動詞の重複を止めたり、五七五の順番を変えたり、助詞を変更したり、言い換えたり。元の平板な印象が活気づく。「趣旨」が尊重される、それを生かす工夫が先生の赤字修正とわかる。町の文章教室で作文を勉強「上手いでしょう」を意識したような新聞投書がある。初めから読む気がしない。某新聞に85歳の女性が朝鮮引き揚げ貧しくて学校に制服を着て行けず担任から注意されたこと「その時の悔しさ」生の気持ちを書いていた。質朴に感涙した。事実がなくて「作」文はない。

これは私のこだわりだが、リンクは最小限にする、である。団体は公式のホームページを持っている。「詳しくはこちら」とリンクhttpsをコピペするのはおお流行りだし、また必須の場合が多い。「お申し込みはこちら」でメールフォームに飛ぶ。地域では必要リンクはほとんどない。ホームページは最終行で署名代わりに付けておけばいいこと。リンク、リンクは「こっちを見て」「あっちも見て」と先生が指し棒を振り回しているイメージ。生徒は教科書に集中できず戻る手間がかかる。リンクは表現技術的にはまりやすいので要注意。

備忘録

NHKテレビに川柳講座がない理由なんでだろ。新聞や週刊誌には川柳講座がある。NHKラジオ深夜便、関西発で第1、2、3金曜に入選作の解説。川柳の分野に政府批判、権力風刺、支配するもの強いものへのおちょくりがある。「公平な」NHKは自由な投句に腰が引けるのだろう。日帰りで 行ってみたいな 天国へ 詠み人知らず 主に高齢男性が「加齢症状を明るく笑う」川柳の名句。サラリーマンの中下層がうさばらしをする川柳。もっと年齢層を拡大、子供や女性にも広がってほしい、社長や権力者も気楽に川柳を作る雰囲気が私の願い。アウトロー、現状不満に新展開がある。デジタル言葉は消化不良。クスッと笑える要素は難しい。笑えないと川柳でない(かな)。オモシロイかどうかはそのシーンの体験による。

朝に祈り夕べに感謝

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