打つ投げる 走る翔平 滑り込む 偏人
パラ五輪 心と技に 金メダル 偏人
イギリスのなんとかという機関が世界の大学ランキングを発表した。東大が35位、中国勢に押されて下がるのは一般的な傾向。世界に引用されるような論文の数。詳しいことはわからないが日本の大学のレベルはこんなに低いのだろうか。異議あり。私が在学中の放送大学(私立)は大学院もあって博士号も輩出で誇りだ。日本の大学は独立行政法人化で文科省からの交付金を大幅に減らされ、アメリカの大学のように潤沢な寄付金も集まらないので研究資金が不足。博士号を取っても研究の定職がない(ポスドク)。企業は博士号取得者の採用に及び腰とか。若手研究者がやる気をなくしている。科学技術立国はどうなってんのかね。
教育面では、学校を卒業して企業や役所に就職すればそこでほとんど終わり。留学や研究職を除いて、企業内教育の範囲にゆだねられる。これにも国際比較があって、職場をリタイアして学校に戻る、また復帰するという「リカレント教育」は先進国の中でも日本は遅れているらしい。進まないのは終身雇用制と長時間労働。外での学びなおし、そんな暇はないし、会社の中でいくらでも実践的な勉強はできるという仕組み。けどね、私が実学として役立ったと思うのは60歳過ぎてから6年ほど単発受講した都の向上訓練キャリアアップ校だった。
備忘録
9月5日(日)パラリンピックが終わった。感動の場面もある。テレビ画面の点景、おちついてから記事にしよう。NHKテレビ、産経新聞などを先頭にメディアが「感動物語」をあおる。選手や関係者の長年のご努力に敬意、結果に拍手したい。違和感があるとすれば、マスコミの「頑張る」への同調圧力である。もう十分に自助努力した、これ以上頑張りたくても頑張れない、あり姿のままを認めてほしい大多数の人々への不遜。励ましでなく下手すれば新たな差別になる。初参加者2名含む6名のOBオンライン、顔が出た 声が聞こえた 胸撫でた はホスト心理。近況スピーチ次々に、困難を超え淡々と、地域活動を、専門力を趣味を語った。母校正門の水彩画を画面の共有に映した。手描きはしっとりした温かみと詩情がある。
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