表情

ダンベルは 色とりどりで お飾りに 偏人
ダイエット 趣味にし特技 リバウンド 偏人

現職シニア混交の教師たちがオンライン授業で口々に不満を述べていたのは「生徒の個別の表情が見えないのでやりにくい」だった。私はそれほどにも感じなかったが最近それを思う。2時間のおしゃべりオンラインでほとんど黙ったままの人がいる。おもしろくないのかな、つまらないのか、と無音が気になる。心配ご無用でした。ショートメールで「楽しかった。画面の共有で映像もいろいろ見れて。(他の趣味)〇〇に興味がわきました。」と。

職場や学校のOBで気やすい少数はともかく総会のオンラインはなかなか実現しない。暗黙の不満は想像の域である。リアルは式次第があり昔の階層が配慮される。冒頭挨拶、乾杯の音頭、中締めなど。うやうやしく元職を紹介されたり指定席で持ち上げられたい人は参加者平等オンラインは居心地が悪かろう。天皇家はZoomでないが、画面で特別扱いはムリだ。

8月21日に開催された東京鶴丸会(高校同窓会)は完全オンラインだった。全体部の式次第、鹿児島から校長挨拶は妥当であり、校歌斉唱の場面、自家でハミングなら可能だ。私は同窓ではないが間接的な感想を聴くことができた。なんでも卒業以来一回も同窓会に出たことのない女性が「オンラインなら」と登録。卒業年次でグループ分け(テーブル)。200名弱の参加とか。共同ホストが5、6名は必要だろう。その創意と工夫談を聴いてみたいもの。

自分が目立つのがイヤでオンラインは固辞はあるようだ。顔アップで美人、男たちの視線が気になる(まさかね)。元システム技術者や元パソコン教師(インストラクター)などが意外とオンラインの起動が遅い。「みんなと会いたいな、話したいよ」がエンジンであってパソコン操作は関係ないから。スマホはZoomのインストールが必要だが、そんなのいまどきの女子供(差別語なら失礼)は普通にやっている。「早くコロナが終わって会いたいね」から飲食自粛が続くのを見越し「またオンラインで会おう」へ微妙に意識が変わりつつある。

備忘録

友人は大規模団地の役員を「やめるにやめられず」「いったんやめたがまた別の役に」「、おがみたおしてなってもらい」などと語った。風景がみえるようであり、世話役に向いている人望と頭脳のよさを感じた。早朝の散歩や団地内の草取りがルーティンに。アナログは速度がゆったりしていて彼我にストレスが少ない。私の家事、皿洗い、ゴミ出し、トイレ掃除も純自発的であり結果は同居人に喜ばれ爽やか気分に。「オンラインどうですか」余計なおせっかいとして誘う方、誘われる方にストレス発生のケネン。Zoom登場して2年、課題が操作より運用のしかた心理的な抵抗感に移っている。現時点の得失を上記に整理してみた。


朝に祈り夕べに感謝

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