異議

感染増 アスリートには 罪ないよ 偏人
頑張りを 評価しつつも 異議唱え 偏人

東京の感染爆発は鹿児島でもニュースだろう。中学同窓のKからいつもの安否確認の電話「おー、イサムー、どや元気か」。すぐ「ちょっと替わっでな」とYが出る。「お、一緒か、どこ?」「居酒屋で」「いま勉強してる」「なにを?」「飲ん方の勉強だよ。みんなワクチンが終わったから」次にTにかわった。「ワイや(君は)酒は飲まなかったが」「ウーロン茶で」「よかどねえ」で終わり切れた。テンガラモンとワイコッボ(悪がき)。おとこんし(衆)の電話は用件だけがいいね。むっかしこつ(難しいことを)ゆな(云うな)。

(下の写真は、第1回オリンピック、100mスタート。地面に両手をつけるクラウチングスタート、当時のまわりに合わせない変人がイノベーション、未来のあたりまえをつくる。)

メールもオンラインも手紙もない電話だけでつながる霧島山麓、われら天降川(あもりがわ)河畔の中学校。飲み会の席で思い出してくれたのがうれしかった。もっぱら下の名前を呼び捨て。中二はまだ就職進学のコース分けがなかった。政治かぶれ教育も駆り立てる受験もない。田んぼや畑を手伝わされた。貧しい農家の15歳の少年の魂は純だった。ケガれを知らずにあのまま成長したら性格ゆがまなかったかな、笑笑。ケガれは私の罪ではないよ。

200m個人メドレーの荻野公介、瀬戸大也。5年前の世界のトップがともにベスト8決勝レースに。メダルは取れなかったが、「こうすけ」「だいや」と呼び合う仲と「いまの幸せ」に実感がこもる。「また金メダルが増えました」的な煽りメディアとは別次元の爽やかさ。

備忘録

昨日の記事「調和」で多用した字句を一括訂正しました。老人 → 男性、老女 → 女性。益川敏英さん逝去(81歳)。発表直前に一方的に電話をかけてきたノーベル財団の「エラそーな態度」にカチンときたそうだ。記者会見で師と仰いだ南部(陽一郎)先生と一緒に受賞できてうれしいと声をつまらせて涙した。あの場面を忘れない。反戦反骨者に礼節熱情が宿る。




朝に祈り夕べに感謝

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