夢中

 モンゴルの 蒼き狼 吠えまくる 偏人

白鵬が名古屋場所を全勝で飾った。写真の左は14日目の大関正代戦、大の横綱が仕切り線いっぱいに下がったへんてこりんな立ち合いをした。正代のぶちかましをモロ受けたらと警戒した、のか。右は照ノ富士を小手投げでころがしたあと、こぶしを振ってガッツポーズをした。フランク解説の北の富士さんは横綱らしくない、品格に欠けるとボロボロ。場所後の横綱審議委員会でも非難ごうごうで、八角理事長が白鵬を呼んで注意することになった。

今までの例では一応「わかりました」と神妙に聴いて心から反省していないし再発を繰りかえすと思う。心酔していた大鵬さんが亡くなって日本に怖いものがない。白鵬を少年時代から育てた宮城野親方が指導してもきかない。私も大相撲の美学が尊重されず残念無念だが、モンゴルと日本の文化の違いがあると見る。粗暴なふるまいの朝青龍は引退させられた。

優勝インタビューでは四方に身体を向けて観客に御礼をした。いぜん万歳をやってひんしゅくをかったのでその反省は覚えていた。千秋楽の翌日は右膝について聞かれ「15日間戦った相手がいる。(状態が)悪いというのは失礼になりますから」と説明を避けた。日本力士以上に勝負師の礼節を知る。オリンピック銀メダルの父親思い、日本人の妻、家族思い。

このブログで池江璃花子さんの復活ゴール、振り上げたこぶしの写真を載せた。北島康介はとびあがらんばかりの絶叫シーンが感動モノとして歴史を飾る。国技大相撲や柔道は礼に始まり礼に終わる。剣道もそうかな。勝者は勝って奢らず敗者への尊敬を抑制的な態度で表現する。騎馬戦でユーラシア大陸を蹂躙したモンゴルにはない文化であり礼儀だと思う。

備忘録
7月13日からやや間が空いた更新。1週間何をしていたのか、というと、ちょっとしたゴーヤ&キウリの料理と新しいGoogleサイト(ホームページ)の学びに夢中。ゴーヤとキウリがベランダ栽培で豊作。くさらすのはなんなのでスライスして塩もみ、梅肉、かつぶし、砂糖を和える。日持ちのするシャキシャキ食感が好評です。Googleサイト試作は、うっかり徹夜したほどはまっている。微力ながら学んだ事の世代継承ができたらいいけど。

朝に祈り夕べに感謝

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