株主

断捨離で 空いたスペース 物を買う 偏人
今日もまた 断捨離という 物移動 偏人
断捨離で 懐かしくなり 仕舞い込む 偏人

定時株主総会がインターネットでライブ配信された。某伝統的大企業の個人小口株主として自室で参加。コロナ禍で三蜜なし、遠距離の移動なしの便利なシステムである。議決権行使は前日までにスマホで超簡単だった。株価の長期低迷がアタマにきて4つの議案をすべて×にした。昨年までは惰性的情緒的に全部〇。最高裁判事の信任投票と同じくムダな抵抗。

昨年度の事業報告や本年度の事業計画がパワポで美しく投影される。苦みも甘みもない、味気無さ。圧巻は株主と役員との質疑応答、ここだけが肉声。壇上にずらりと並んだ役員の皆さんはスーツ、髪をびしっと固めてかしこまる。女性が二人いるが存在感がない。社外取締役はこの1年間、浮上しない会社のために何をして報酬はどれぐらいかな(ひがみです)。

株主の質問はいわゆる素人レベルだが、立ち位置は顧客目線であり、傾聴すれば会社が切望する成長戦略のヒントがあると思う。もはや偉大なる創業者を引用して思考停止ですまない。質問に入る前に議長(社長)は議事進行を議長一任、拍手(多数)で確認した。よって、かなりの質問が出てから「あと2問とさせていただきます。」で終了。まだ挙手があったようだが、多数決の手順を踏んだ。総理記者会見は打ち切り。社長の後ろの席にアタマ、あたまが見える。会場からは見えないだろうがネットでは映る。社長にメモを出す役だろうか。国会委員会の官僚の役回り。国会の質問は事前通告があるが株主総会はぶっつけ本番。

別な大企業では個人株主ながら、顧客第一、SDGs(Sustainable Development、持続可能な開発目標)を骨格に事前に質問状を出し、総会では会長、社長をはじめ全役員が居並ぶ中、堂々と一人で論陣を張った事例もある。目先の利益追求でリストラ(従業員の解雇)や赤字事業の売却を迫る機関投資家ばかりではない。経営陣がこの真摯な物言う株主(アクティビスト)に誠実な回答をしたそうだ。勇気に拍手。あれこれ話題の会社に分散投資して来年の総会ネット配信を視聴するのは悪くないなと思った。残念です、分散する株がない。

備忘録
高齢者のメールの話題はワクチン接種。「2回目を終えた。副作用はちょっと熱が出たが収まった。」など、ほっと安心や前向きが目につく。自治体の対応に差があり、早々とうまくやった成功を祝賀する。画像はワクチン接種済みパスポート、海外の例。日本も早く。


朝に祈り夕べに感謝

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