別れたい スマホは美女の 深情け 偏人
スマホ漬け 散歩に持たず 脳休め 偏人
体育会系、文武両道と比較して本読みは頭でっかち(かな)。読書好きを軟派、文弱と揶揄する向きもあるがちょっと違う。志賀直哉は強靭な意志の持ち主、白洲正子は頑固な美意識。文章を推敲するに、重複語や同じようなフレーズ字句をどんどん削除、これ以上なくしたら意味が通じなくなるまで消す。すると文章がしまり活字が立ってくる(字が活きる)とか。志賀直哉の文章作法である。白洲正子の古美術収集には妥協がない。こんなこだわり派とは一緒に居たくないなあ。当方のテキトーいい加減さに一々けちをつけられそうだ。
ハードカバーはかさばって部屋を狭くする。購入したいが新刊本のお金をけちる。いま本屋で立ち読みしたい本の該当ページは「岸恵子自伝」、映画「君の名は」の出演事情、数寄屋橋の空襲別れ。林真理子「小説8050」、息子の引きこもり、あわや家族解散とまで追いつめられる場面。全体をゆっくり読むのは文庫本が出てから。ベストセラーはおおむね全体読みと部分読みで感動が変わらない。本屋さん、ごめんなさい。外出自粛中。
テクニカル本「WordPressデザインレシピ集」671ページは、本屋に置いておらず、中身の濃さから納得して購入した。地域の本屋が次々に閉鎖に追い込まれ、図書館の閲覧席は高齢男性が占有する。浮浪者さんが休憩していたり。女性には長居したくない場所かも。活字離れ、新聞離れ、テレビ離れ。というより、昔よりメール他で文字は多く読み書いている。ネットで映像を自由自在に切り取って観る。受け身媒体から能動の媒体へ。
備忘録
画像はネットからお借りしました。志賀直哉と白洲正子の壮年の写真をダウンロード、JTrimで高さを合わせて連結した。著作権クレームがあればお詫びして削除します。
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