安寧

なおみさん ゆっくり休み また出てね 偏人

障がい者のFacebookグループがあって、当事者ではないが私もメンバーである。通知設定にしているので毎日かっぱつな投稿を知る。「死にたいです」というつぶやきがあるが、即「死んではいけない」「どうしましたか」というフォローのコメントが続々。親、職場、異性との人間関係の悩み、闘病、生きづらさ、おしゃれの写真がアップされる。私はコメントもいいねもしないがやりとりを見守っている。リーダーが投稿をマネジメントする。

この方が障がい当事者にしてグループの管理者だろう。過激発言をソフトに抑え、落ち込み発言にエールを送る。不適切発言には「削除します」ときびしい。いつぞやはええかっこしい上から目線の投稿があったが、みんなから「なによ」と総すかんだった。本人は反省した(かなあ)。人の誕生においてほぼ全員が祝福されてこの世に送り出されると思う。その後は運あり不運あり幸や不幸があり一様ではない。淋しさ生きづらさは常態かも。

無条件に愛された記憶が人間らしい情緒を作る。運不運、幸不幸は他人の勝手なモノサシだ。決めるのは本人だけ。自分がだれかにとってかけがえのない存在であると自信を持てることで安寧がある。「いっそ死にたい」と一度も思ったことがない人は幸せだ。夜が怖い苦しいあの頃ラジオ深夜便があったらなあと回顧する。かつて一人でこの世にい出たようにいつか一人でこの世を去る。画像は「仲本りさ」さんの御本からスキャンしました。

備忘録

「燃えた、打った、走った」長嶋茂雄さん1936年生まれ、 リハビリから12年インタビュー2015年の最後に「79歳、今の夢は、」と問われ、「走りたい、走ってみたい」と笑顔で語った。森進一さん1947年生れ、最愛の母の森内尚子さんは(47)妄想ファンの婚約不履行騒ぎ(無罪)1972年、を苦にして自死した。2021年5月31日ファミリーヒストリーで痛恨事を淡々と語った。涙ながらによりも笑顔や淡々は聴く者の心を打つ。林真理子さん1954年生まれ、週刊文書のエッセイを読んでいるが、題材は私事、自由奔放に書きながら具体委細ぼかし(筆禍がない)の技術にはびっくりである。「せごどん」はミーハー小説か。近作で引きこもりを取りあげ、身辺にも事例があるそうだ。

朝に祈り夕べに感謝

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