権利

晴れ晴れと 似た顔揃う 祝い席 偏人(句題:遺伝) 
どちら様 袖引いて聞く 通夜の席 偏人(句題:こそっと)

田川寿美(としみ)さん、歌手1975年生、がギターの弾き語りを始めた。美空ひばりの再来とか。弾き語りは舞台のようなフルバンド、豪華衣装、照明がない。よって実力がモロに出る。歌唱力、声量、声の艶。コロナ禍で舞台の出番がない。座して無為に過ごすよりは一人で自家から発信を、自助その心意気やよし。下の動画6分お好みなら再生を。

本日テーマにしたいのは著作権である。上のYouTubeは田川さんのYouTube(鮮明)と、前からあった舞台でのYouTube(不鮮明)をダウンロードし、部分を切り貼りし編集、私のYouTubeに限定公開(検索されない)した。ダウンロード、編集は別々の有料ソフトで。これは著作権違反でしょうか。田川さんの動画は、リンク自由、どうぞ拡散、宣伝してください、の設定(動画の上で右クリック、URLをコピー)、舞台の動画、こちらもリンク禁止のない設定。二つを素材として私が改ざん(編集)しているので原型ではない。

むかしはYouTubeにNHK動画でもアップしようものなら即、著作権違反で自動削除された。今はなんらかのゆるい協定があるのだろうか。ネットに他人の顔写真を本人特定できる大きさで掲示するのは個人情報保護違反。コロナの前はFacebookに「みんなで盛り上がってまーす。かんぱーい」という顔アップがあふれていた。友だち範囲とはいえ、モザイクなく「あ、あの人」と見つけた当方は懐かしい。映っている方々は「暗黙の了解」か。

ネット表現で他の写真を借用するのは普通になった。「写真はネットからお借りしました」と自作でないことを断るのがマナー。私のようにお借りした写真をそのままでは使わない、自分好みに部分カットを常習とするのは、どんな断りがいいのだろうか。漫画家のサイトからダウンロードされた海賊版で稼ぐ、著作権侵害の犯罪。アーティストの生活がなりたたない。プロ写真には透かし文字を入れてガードする。作者側で自衛の仕組みが必要だ。

ちょこっと放送大学で著作権を学んだ。YouTubeの利用規約も読んだ。勉強は疲れる。厳格に守っていてはネット世界は瓦解する。実態にルールが追いつかない。他の作成したコンテンツを商用利用(ビジネス)で使い利益を得るかどうかが摘発のポイント。ほとんどは素人の遊びのレベル、本件「現実的な著作権の解」に詳しい方は教えてください。

備忘録

昨日の読売新聞で知った。世界保健機関(WHO)は5月31日、新型コロナウイルスの変異株の命名システムを発表した。変異株は今後、ギリシャ文字を使って区別される。イギリスで最初に特定「B.1.1.7」系統は「アルファ」、南アフリカで特定された「B.​1.351」系統は「ベータ」、ブラジルの「P.1」系統は「ガンマ」、インドの「B.1.617.2」系統は「デルタ」と呼ばれることになる。ちなみにスペイン風邪(1918-1920)はスペインが発生源ではない。病名、障がい名も同じく偏見を助長、固定する。今回はインド政府が抗議した。抗議されて初めてWHOは腰を上げた。命名のバッシング、拡散、マスコミの同調圧力。





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