歌詞

公園で 乙女ら遊ぶ シャボン玉 偏人

身内Aに聞かせたら「子供ら」でしょう、と云う。いや実景は「娘ら」です。どこも三密、女子会の安全な場所がないのだろう。樹下さわやかな風、ウッドテーブルの向こうで、娘らが談笑している。用意したシャボン玉を始めて虹色のふわふわがこちらにも流れる。この場合やはり「乙女ら」である。不要にして冗長なる川柳の解説、失礼しました。

奈良光枝さんは、青森県 弘前高等女学校 → 東洋音楽学校(現東京音楽大学)、身長165cm。「赤い靴のタンゴ」1950年、作詞:西條八十、作曲:古賀政男、「悲しき竹笛」1946年、作詞:西條八十、作曲:古賀政男、「青い山脈」1949年 作詞:西条八十、作曲:服部良一、1977年病没、53歳、詩が美しい。ラジオ全盛、テレビ創成期、父母の時代のスターであるが、生活に追われて歌謡曲を楽しむ余裕もなかっただろう。

備忘録

戦後世代の「母の思い出」の多くは情緒的感傷的であるが、父親はおおむね母に比べて味気ない(かな)。父は母の亡くなったあと一人で8年間を生きた。ルーティンが墓参り、楽しみはタクシーで行くパチンコ、ステイホームが観客ゼロの一人カラオケ。カセット式を私が贈った。戦力外の陸軍二等兵、零細農家、酪農(乳牛一頭)、トマト栽培、関西方面への出稼ぎ、鹿児島市内のテント会社、パン職人。三人の男兄弟は戦死、病没。父の肩に一族の負担がのしかかり死に場所を求めて山をさまよったそうだ。父が生きたお陰で私たち兄弟がいる。その礎(いしずえ)の上に、つい忘れがちだが、厳然たる事実である。「父の思い出」「母の思い出」を語れない友人男2、女1がいる。「動画・音楽変換6!プロ」でダウンロード、「Cyber Link Power Director19」で3曲連結、YouTubeにアップした。久しぶりにYouTubeのアップ画面、びっくり、HD化自動。著作権違反の動画、シャボン玉で消えるか(消さないで)。



朝に祈り夕べに感謝

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