脱炭素 スキに悪乗り 原子力 偏人
旅行で泊まる東横インのロビーに地方紙がある。旅情とともに読むのが楽しみだ。東京新聞も東京地方紙である。地方紙の投書欄は高齢者の居場所。年齢表記が必須、70代から80代が多い。ひと言云いたい、孫の感動、中には闘病、不運、不幸に健気に立ち向かう渾身の短文。共感が広がる。投書マニア、表現に凝った文もあれば、飾らない、語彙少ないが素朴な文もある。前者を敬遠し(読まない)後者に目が吸い込まれる。
図書館が休館になった。パソコンで電子新聞をコンビニで日経、朝日、産経を買う。各紙の論調はわかっているので影響されない。同じニュースの軽重あるいは無視、扱い方に関心がある。読者の声欄は飛ばさない。介護福祉士、男性、61歳の投書。車いすで乗り込む女性、介助する女性運転手のやりとり、乗客の温かい見守りを書いておられた。
投書氏は自分の勤める障がい者支援施設で聞く本音を披露する。入浴介助の利用者は、運転手の対応、乗客の視線にドキドキする、迷惑顔でないかどうか。先日バスでぼーっと一人席に座っていたら運転手さんに、立ってください、とせかされた。後ろの席は既に立っていた。その二席を開けて車いすの女性を乗せるのである。男性運転手さんはスロープを路肩に引き出して車いすを押し上げ、すべり止め固定、安全ベルト(があったか)、降りる停留所を確認した。一連はマニュアル通り。かかった時間は2分ほど。
バスの乗客はそんなに先を急いでいない。どうぞゆっくりやっていただき、利用者にとって「ドキドキ」がないように。障がい者の権利などと大げさにせず、自然体でみんなが優しくなれたらいいなと思った。IT弱者への対応も同じく。マニュアル手順で速くでなく、利用書がどう感じたかがすべて。私は言葉をのみこみ、ジーンとした。日本式の訪問入浴が中国に輸出されお年寄りが笑顔になる。介護は専門職、笑顔に国境はない。
備忘録
冒頭句、友人から送ってきた句の穿ち(発見)に共感し、字句をちょこっと変えた。短詩型では一字、順序が命。NHKテレビで短歌や俳句の講座はあるが、川柳はない。川柳の一分野に政権批判、風刺があり、総務省管轄のNHKで扱いにくいのだろう。脱炭素と原発は国民的議論へ、スキに悪乗りNG。身内Aの寝室パソコンの動作が遅い。Wi-Fi、電灯線の速度が弱いのは事実だが、「タスクマネージャー」でよくわからない。「プログラムと機能」でOffice2007(サポート切れ)etc、思いきってGoogle Chromeをアンインストール、少し改善したか(な)。居間のテレビ、タブレット(Android)、スマホ(iPhone)の音声ワイヤレスは、それぞれbluetooth耳掛け式イヤホンを専用にして解決した。
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