職人

春琵琶湖 マラソン記録 添える花 偏人

パソコンを買い替えた、正確には買い足すにあたって、それはもう、いろいろ情報を収集した。ネットで対面の店舗で。店舗も近場、遠場、5店。どうやら2020年夏モデルの型落ちがお買い得とわかった。最新の同等、春モデルとは4万円ぐらいの差がある。なんでと調べるに、インテルのCPUが第10世代から第11世代にかなりの進歩(速度)がある。手持ち機種の動作が遅い、オンライン時代になって物足らない。7年は経っていたので、ポイントはハードディスク(HDD)をSSD(Solid State Drive)に。手作業、交換すれば劇的に改善することはわかっていた。ビギナーにリスクがある。そこで、新製品購入(2021年 2月20日、近場のK店)思いきった。よかった、結果さくさく使ってこのブログを書いている。

本稿のテーマは「職人」である。パソコン売り場で販売員と情報交換した。質問に答えてくれる。特定メーカーの「売らんかな」は通じない。私も販売員を経験した。トイレのシャワーが出なくなった。金属ステンレスの棒がでるが水がちょろちょろ。いつの購入だったかなあ、品番で発売年を調べる。新製品の価格を売り場で確認した。郵便ポストに散布される水漏れSOSに電話もした。24時間365日は地域業者の一括受付電話だと、わかった。

温水洗浄便座メーカーのサービス窓口が一番信頼できそうだ。そこも一括受付、地域に割り振り。今の時期、外来者はこわいが、やむをえない(お互い)。「車を止めるところはありますか」業者側のケネンである。マンションの来客一時駐車許可証を持って出迎えた。(2021年3月9日)青年が機材一式、リュックに背負い、両手にバケツ他ぶら下げ入ってきた。便座の前に座り、右側のプッシュボタンでカバーを外し、リモコンの二つボタン同時押しなどで診断。ノズルと電磁弁の一括交換、部品を持ってきていない。タブレットPCを使ってサービスセンターと連絡、その場で次回の予定(2021年3月11日)を予約した。

サービスマンの青年はマスクなので表情はよくわかならい。訥弁である。かけひきやごまかしは無縁のようだ。ネットで調べていたので、ロット(特定の製造時期)の不良ではありませんか、と問うた。「(13000円の)サービス無料です。ただモーターまで交換する場合は3000円かかります。」とのこと。了解である。熟練の技か、その成長過程かしらないが、職人のたたずまい、っていいなあ、と思った。売り場の販売員も同じ。私も及ばずながら微力ながら、デジタル職人、ライフワークを標榜する。困ったさんSOSに対して、今日の修理エンジニア青年にかなわないと思った。トイレの床にうす暗い廊下、わが家のもっとも陰のスペースにあって、現場の工夫であるいは手順に沿って黙々と作業して2時間、エンジニア(職人)の居ずまいの美しさを堪能した。老年の日々、若い世代に職人さんに学ぶこと、よき刺激&啓発また多しである。別項に書きたい。

備忘録

2021年2月28日(日)びわ湖毎日マラソン、第76回で終了。40年前、沿道で(目立つように)子供を肩車して応援した思い出、帰宅してテレビに「映った?」「映ってたよ」。WBS、山川龍雄コメンテーター、本質論の独自解説が魅力である。下の画像はNHKテレビから。10年前マスコミも国民も、絆(きずな)を連呼した。熱しやすく冷めやすい。





朝に祈り夕べに感謝

0コメント

  • 1000 / 1000