髪型や 若さ褒めても 性差別 偏人
感じても 口にしないが 花なのよ 偏人
大坂なおみが躍動した。2021年2月20日(土)メルボルン、全豪オープンテニス、女子シングルス優勝、23歳。どのゲームも第2セットの途中から胃が痛くなって観るのを止めた。録画でゆっくり観戦、巻き戻し、止める。期待通り勝ってくれてうれしい。キープ、ブレイク、ダブルフォルト、ハードコートなどはネットでにわかに知った。
父はハイチ人、大阪で英語教師、母は根室出身の日本人。Twitter掲載、スリーショットの写真を見ると皮膚の色は父親似、笑った顔は母親似。私の観察、傑出した身体能力が父親似、negro系、性格パーソナリティが日本系。試合後のスピーチが優しい。純朴、そこはかとない気品。あれはまさしく日本女性だ。つまり、いいとこ取り、ダブル(混血)でなくては「大坂なおみ」は出現しなかった。
敗者も勝者もお見事、気配り感謝の簡潔なスピーチにしびれる。母方の父、大坂鉄雄さん、根室漁協組合長は娘が黒人との結婚に複雑な感情もあったようだ。根室市役所に「祝」の垂れ幕が掲げられた。日本人の偏見、同調圧力は分断差別のアメリカとはまた異質のもの。
カリブ海のハイチは世界最貧国とか。日本語教室にトリニダード・トバコ出身の英語教師が学習者として来ていた。彼女は積極的で好感がもてた。お国の故郷自慢を日本語でしてください、と水を向けたことがある。大坂なおみさんには、育ての国アメリカ、母の国日本だけでなく、父の国ハイチを誇らしく(国民性など)語ってくれるように祈りたい。
備忘録
ラジオ深夜便で聴いたこと。江戸は3回占領された。徳川家康の三河武士、西郷隆盛&大久保利通の薩摩藩、そしてマッカーサーの進駐軍、だそうだ。占領者に消せない江戸の痕跡は基本的な地形。武蔵野台地の断崖を降りたり登ったりが毎日の散歩コース。1868年明治維新から154年、我ら薩摩の末裔は、ここ東京の何者だろうか。
天皇陛下の誕生日記者会見全文を拝読するとかなりの文字数でオンラインについての発言がある。「、お誘いを頂いて、オンラインで聴講し、会議後に、参加者の方々ともオンラインでお話ししてみたところ、臨場感があり、人と人とのつながりを肌で感じることができました。(中略)このオンライン訪問には、感染症対策としての利点以外にも、同時に複数の場所にいる人々に会うことや、中山間地域など通常では訪問が難しい場所でも訪問できるという利点があることを実感いたしました。(中略)、代わりに、ビデオメッセージで国民の皆さんに私たちの気持ちをお話しすることができたことも含め、オンラインによる活動に新たな可能性を見いだせたことは、大きな発見と言えます。(中略)地方を訪問する際の駅頭や沿道も含めて、現地で多くの方々と同じ体験を共有し、その土地、その土地の雰囲気を肌で感じるなど、実際の訪問でなければ成し得ない部分はあるものの、感染が収束しない現状では、オンラインは有効な手段と考えられます。(中略)オンラインには、オンラインなりの課題もあるでしょうが、引き続き、状況に応じた形で活用していきたいと思います。」
「スマホが使いこなせない」というつぶやき(ぼやき)を同世代からよく聞く。やや自虐的自責ではなかろうか。「スマホはばっちり得意です」という人がいたらお目にかかりたい。かくいう私もほぼ毎日アップルケアに電話する。ヒマもあるが質問も好き。ITのハード、ソフトの進化のスピードは想像(人間)を超える。「オレはこの使い方でいいよ」「そんな難しい面倒なことは要らないね」どこで折り合いをつけるかだろう。時間か金か、割り切りでテクノストレスを軽減。長生きしたお陰でコロナ禍やワクチン、大阪なおみの優勝に遭遇。
0コメント