読書

趣味の欄 読書と書いた 若い頃 偏人

本棚の 背表紙眺め いつかまた   偏人


1月7日(木)東京都の新型コロナウィルス陽性者数が2447人に。前日は1591人。さすがに図書館の新聞読みが怖くなって足が止まった。ゴミ出しついでにコンビニで日経、東京、それに木曜日発売の週刊文春、週刊新潮を購入した。これで本日から明日の朝までの文字欲は満たされる。明日の夜の論文オンライン感想会に備えて、メール添付の10枚を印字し、黄色マーカーしながら読み通した。新聞と週刊誌、メール添付の論文で今の私のビンタ(頭)は満杯、質量ともに十分である。時間はあるが大作を読み通す根気がない。

KさんのFacebookに、どうやら再読らしい書名が並ぶ。ハンチントン「文明の衝突」→和辻哲郎「風土」→梅棹忠雄「生態学的史観」→モーパッサン「脂肪の塊」→ルース・ベネディクト女史「菊と刀」→ゲーテ「ファウスト」→中根千枝「タテ社会の人間関係」ある時期に学生時代を送ったシニアにとって懐かしい本である。大概は読んだような、途中で挫折したような、わが書棚には残っていない。Facebookの本文で要点を紹介し、コメントに一行感想を追記するスタイル。メモを取りながらの精読だろう、要点だけでも大変だ。Facebookの新機軸である。

ハンチントン「文明の衝突」→和辻哲郎「風土」ときたところで、次は→梅棹忠雄「生態学的史観」だなと予測した。ズバリ当たってびっくり(外野席ながら)知的トライ楽し。

備忘録

トランプ大統領の悪あがきはアメリカ型自由と民主主義の末路のようだが、テレビを観ていると「おっ」というようなニュースもまたアメリカ発である。画像はいずれもWBSから。Googleの従業員が労組を結成、AIの倫理的な使い方について経営者に注文をつけた、労組は雇用確保や待遇改善だけではないらしい。また、SDGs(Sustainable Development Goals)、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。キーワードはLeave No One Behind(誰一人取り残さない)。投資家が利殖以外の価値観に目覚めたらしい。欲望資本主義は修正だけで生き延びるだろうか。日本の動きはにぶいが、証券会社も銀行も新時代を模索する。あと10年の変化が楽しみだ。

朝に祈り夕べに感謝

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