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円満に 切るに切れない 長電話 偏人  

相手によって、メール、ショートメール(SMS、電話番号へ、長文可)、LINEを使いわける。最近は資料を見ながら(画面の共有)こみ入ったやりとりはオンラインZOOMでとなる。たまには声も聴きたい場合は電話をするが、電話が主たるコミュニケーションの人とは「、じゃまたね」と円満に切るのがむずかしい。ほっとけば30分、もっと(たすけてえ)。

コロナ禍でFacebookが新たな展開である。2月までは「カンパーイ、居酒屋で盛り上がってまーす!」という顔アップ写真が多かった。当方には楽しいが、写っている皆さんの個人情報はどうなってんだろうと疑念。了解済みならよいが、下手すれば写真の暴力だ。ビシネス自己宣伝(だけに)Facebookを利用しているのもあった。権威付け(昔の一流は全部消えたよ)、趣味に合わない。以前、私のHPに書いたFacebook考を少し修正したい。

三密の「居酒屋で盛り上がってまーす!」写真がFacebookから消えた。代わりに増えたのが、かっこつけないナマの自分発信。一人暮らし本日のランチ、夕食の料理を見て下さい、すべて手作りである。部屋で寄り添うネコやウサギの様子。デジタル器具の組立や分解、お孫さんの成長、高性能カメラによる眺望に接写、スマホによる日常風景、そして動画など。ゴーツートラベルで行きました、1500円で豪華ホテル一泊は記念すべき思い出。私にはとても見つけられない愉快なパロディの紹介リンク。

情報てんこ盛りの時代だが、結果にほっとするのは他の失敗談やトラブルの報告Facebookである。彼も我も想定外のトラブルに遭遇、そこに共感がある。大型金庫の鍵が開かなくなって業者に頼むと破壊と廃棄で数十万円、さてどうしたの経過、パソコンOSのアップグレードで、手順を誤ってアプリとデータ全削除、まっさお、さーどうするの困惑。インパクトがあったのは庭のコンテナに入りこんだマムシ写真と退治妙案なく介錯の顛末。肩に力の入った能書きFacebookは腰が引ける。素の顔が見える、弱さ悩みもさらす、Facebookステイホームでいこう。

Facebook友達、半おおやけに語ることで、発信者も内心の混沌を整理すっきりし読み手にも温もりが伝わるのではなかろうか。ブログは思い入れたっぷりの長文もあればそっけないほど正鵠短文もある。口調が聞こえる発信でありがたい。ブログはone to allにみえてone to one(直球)自分に響くかがポイント。新聞やテレビで紹介された有名人ブログやヒットYouTubeには、なになにとアクセスするが、「なーんだ」で継続読みしたためしがない。

11月10日(火)、杉並区のいわさきちひろ美術館に来年のカレンダーを求めに行った。上の写真、名刺にはなんの肩書もない。同世代オンラインZOOMで長寿ご母堂の話に花が咲く。静かに聴いている人もいる。等しくここまでの命を育んだ母に感謝。

夭死せし 母のほほえみ 空にみち われに尾花の 髪白みそむ 馬場あき子

朝に祈り夕べに感謝

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