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ノーベル賞 一週間の 力み過ぎ 偏人

認知症 なったら貴方 蹴飛ばすよ 偏人


「蹴飛ばすよ」は文字通りが真意ではないが、カミさんのつぶやきには毒気がある。毒を抜くと(例:抱きしめる、では)川柳にならない(か)。前回の記事が9月12日(土)、やっと再開、ブログを書く気力も衰えたようだ。受けは気にせず、書きたいことだけを書こう。

6月25日(木)にオンラインZOOMで初めての主催者(ホスト)を体験した。自家内で自室と居間のそれぞれのパソコンに別のアカウント(メアド)でインストール、できたぞテスト。「招待リンクをコピー」クリック(がシンプル操作)、後はメール送信だけだ。本番前はドキドキ緊張した。失敗したらどうしよう。できてしまえば、なーんだというほど簡単。個人用の使いやすさでZOOMではなかろうか。

ここらで、オンラインの弊害、デメリットを整理したい。横々の席移動、あの人とちょっと耳打ちの会話ができない。みんなで大口あけてガハハと笑えない。つまり音声がかぶせられない。大学1年生はまだキャンパスに登校できず、新入社員は会社の机に座ったことがない。空気感、温度感、臨場感がないので気の合う友達ができない。シニア世代には「後がむなしい。あんなのオレはもうやらないよ。」や「いま、やんかぶってるのでダメ。」という有力な拒否反応がある。やんかぶってる、は鹿児島方言で、髪の毛が乱れているの意味。 

会社や学校などでは対面ができないので代わりとしてのオンラインは必須のようである。ボランティアや地域コミュニティでは、必須ではない。オンラインなんてなければないで済んでいる。ZOOM参加者でなくホストになったら様子が変わるのではないだろうか。自分が主体でミーティングを設定できる。だれに声をかけるか、日程はどうするか。海外なら時差の検討も必要。このプロセスはアナログである

知友10名様がZOOMホストのマニュアルに興味と必要を示し、拙作ワード1枚を送ったら、うち5名様がホストになった(デビューに陰ながら拍手)。その人を中心にした新しい輪、もう私の関知しない世界へ(うれしい)。ご迷惑~お節介~ご親切、デジタル普及はケースバイケース、境目は微妙である。参加者のプライバシーに入りこまない、想像力もアナログ。道具(包丁)はデジタルでも達成感(できた料理)はアナログだ。

外出自粛のやむをえない代わりでなく、オンラインはその特性(デメリットを承認)で使いこなせば、どんどん発展拡大すると思う。活用シーンの設定はアナログである。車椅子で居酒屋に行けない、難聴で会話に加われない、引きこもり症状で社会と交流できない、オンラインはそれらのハンディを克服するようだ。親睦会なのに変な階層を作ったり、仕切りたがりの長話は、平等公平なオンライン画面では仕組みとして淘汰される。

医学部や看護学部、理学部のオンライン授業を観た。意外にも実習や実験、観察などをオンラインに取りこむ工夫がある。一方、オンラインで世界のあらゆる魅力的な授業が受けられる。東大入試の廃止論まで出ている。入試ってなに?大学ってなに?友達ってなに?会社ってなに?難しいことは別にして、ようやく今夜、わが家の食卓にサンマが出る。

朝に祈り夕べに感謝

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