安部首相が辞任を表明した。7年8か月「やってる感」の宣伝はすごかったな。得意の外交、対ロシア、中国との領土問題、北朝鮮との拉致問題、少しでも前進した点があれば教えてほしい。普天間基地、女性活躍や安定した雇用の拡大は?、具体的に。画像は、2020年9月11日(金)のテレビ東京WBSから。中身そのまま、イメージチェンジに騙されないように。情緒は揺れる、好悪は曇りガラス、期間の数字(統計)は概ね事実を暴露する。
マイク向け お気持ち聞くな 災害地 偏人
この川柳を載せるのは二度目と思う。再掲すみません。下の記事は、パスワードの奥深くにしまい込んだホームページ、1997年2月(今から23年前の記事)から。転載すみません(50代のセンチメンタル)。
偉そうなことは云えないが、「愛執」を「愛」と誤認して声高になる、自分にはわからない、他者のためとして他を傷つける、デジタル欲のコントロールもまた同じ。「愛」は昔も今も語らず文字にせず無言ではなかろうか。内心本音は、老若男女、視線、目線に出る。
(前略、貴船、架空の物語)
二人はしめやかに昔をかたりあった。歳月は慈悲を生じる。深い心の傷も悔恨もいまは淡い思い出として口にすることができる。 風のように過ぎた年月・・・男は酌をしてくれる女の細い指先に年輪を感じた。
「あの頃にあの若さにあの青春の街に時間を戻して帰りたい。」という衝動的な思いが男の胸につきあげた。
それも一瞬、仲居が「お車がまいりました。」と呼びにきて消えた。健康を喜び合い幸多きことを祈りつつ、また車にのった。 細い道がカーブを描きフロントガラスが黄赤に染まる。少ししぐれてきた。ゆく秋のふたたびの出逢いの山峡の別れのしみじみとした情調である。この場合再会を約してはいけない。得意げな現在の話もしらける。卑下も必要ない。透明な想いに何を足す必要があろう。 あたりは暗くもう街道沿いの民家の灯りがひとつふたつともりはじめている。
ものおもへば 沢の蛍 もわが身より あくがれいづる 魂かとぞみる
和泉式部の作で貴船川沿いに歌碑が建っている。暗闇に乱舞する蛍に象形した恋慕の情、別れた男に蔓のような未練を残す。これは愛ではない、愛執である。魂(たま)。
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