基準


川柳の趣旨を説明するのは邪道である。と知りつつ、下手でわかりにくいので説明します。公園や図書館の帰りがけ、水道の水をじゃーじゃー流して手洗いとうがいをする。風がそよそよと顔をなでる。空気が全面的に信用できない今、水と風がふんだんに、そして万物を差別しない太陽があることを、幸せだと思った。風と水 陽のありがたや コロナ鬱 偏人

「5キロやせたら、この服を着れるかもしれない。捨てずに取っとこ。」女性心理に似た体験をする。「いつか二読、また三読するかもしれない。」背表紙をながめる楽しみである。数年前、文庫本をBOOK OFFに大量リユースするにあたり、基準は「フォントサイズが小さいのは内容関係なく捨てる。」だった。値段はつかなかったが後悔はない。

狭い自室の一角を占拠するデジタルグッズ。以下、2020年7月3日(金)備忘録として日を記す。不燃ごみの袋を5つ、6つ、廃棄した。衝動買いの百均も。かさばるケーブル類では、テレビのケーブル、電話のケーブル、パソコンのケーブル。本体はどっか行った電源ケーブル(変圧器付きも)、ガラケーの電源。

いつか使うかもしれない、でたまる一方だった。最近では「有線マウスはない?」という予測不能のリクエストに応えて探し出した。もうワイヤレスマウスの時代だと捨てずによかった。捨てる基準(自分なっとく)を作った。メディア(情報媒体)の世代交代である。

テレビケーブルは「もうテレビはネットワーク端末の1、主流にはならない。」で数本残して廃棄。LANケーブルの太くて引き回しの硬いのは要らない、今は細くて柔らかいのに変わった、で太いのを廃棄。電源ケーブルの必要なのは使用中の機器に挿している、で全部廃棄。

なんとなく捨てにくいのが古いデジカメ、ビデオカメラである。ビニール袋のケーブル他一式ほうり込んだまま御用済み。写真も動画もスマホの時代は明らかだ。頼まれてもいないのに自家博物館。

もう3.5インチのフロッピーディスクや音楽MDにもどることはない。DVDはどうするか。クラウド(オンライン)ストレージ(保管庫)への過渡期である。作者が私にとって大事な懇意の人である。よって押しこむのではなく目に見えるところに保管した。

そして新しいメディアの主役が登場。オンライン会議(ミーティング)の関係である。表示画像は、リモート画像の暗い、不健康そうな顔を修正する前からの照明、2000円。先日のテストで相手の反応はまずまず。Skype時代に自画像トラウマだった女性がZOOM「主催者」に変身した。スマホ画面はHDMIケーブルでテレビに拡大、新しいデジタルグッズ続々。

コミュニティのいくつかでオンラインのご体験やメリット、心理的抵抗、ご意見を収集中。あんなの、、、おれはイヤだね(お気持ちわかります)。ここは70パーセントの満足でよしとしよう。ZOOM講演のトークセッション、質疑応答はリアル以上ですよ。ウィズコロナは数年続くのだから。またまた趣味がこうじて、デスクトップ用のカメラ、マイク、スピーカーなどが自室に増えるだろうか。私という個体がこの世(自然)からの借りもの(細胞の集合)である。


朝に祈り夕べに感謝

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