添削

以下はいずれも友人、静洋作

正月がお酒を連れてやって来た  / 口が待つ恵方向くのももどかしく
相撲熱去って寒さが身にしみる / 列島がもてあそばれた雪化粧


上記の川柳は全て友人、静洋作。自作は推敲中のものがいくつかある。Blogに投稿すると句会には投句できない。月1句会の投句前で未整理。断りもなく謹んで掲載させていただいた。お身体のリハビリを兼ねる作句、前向きな姿勢の畏友である。中学LINEグループ5人会がとつぜん川柳でヒートアップした。一晩に10句も送ってくる友だっ(友達)がいる。正確には薩摩狂句である。艶句が多くて、同窓会で披露したらおなんごんしから、キャー、ゲーっ、門外不出だねと笑い合う。勇君、添削して、とリクエストがある。私は川柳は穿ちが一番という持論。人間模様、心の曼陀羅における作者らしい発見、新しい視点に個性が出る。愛好家の方々には失礼ながら上手い下手などどうでもいい。ただ定型詩なので五七五をできるだけ守ることや、先日、「美人」は昨今の差別語、使わないほうがいいよ、とコメント。

ここにリンクするのは、高校LINEグループで紹介された児童作文(←クリック)、小学生である。スマホの写真で見にくかったので、LINE投稿の画像4枚を印刷し、スマホのアプリ「文字認識」でデジタル変換、パソコンに送ってWordで整形、ちょうげんぼう(はやぶさ)の2枚の写真はネットから転載。pdf変換。作文の改行はオリジナル画像のまま。と編集後記に書いて、今度は高校PCメーリングリストで配信した。その夜のオンラインで反響があった。遠野の民話ふうであり、高齢者の知恵があり、受けた恩を言葉ではなく行動で返す美しさ。「鶴の恩返し」よりはるかにリアリティがあり、まごうことなき実話である。

備忘録

2月6日(月)午後、49インチのテレビがわが家に飛来した。電気店のお二人がてきぱきと台に取り付けて居間の箪笥の上に設置した。うわー、大画面にたまがった。2022年製でポイントを入れると10万円ちょっと、日本の電機メーカーはやっていけないね、が率直な感想。高度なデジタル機器はどんどんコモディティ(日用品)化して売上と収益はネットワークを主軸としたアメリカIT企業に吸い取られる。2月7日(火)日本語教室は中国人、香港人、台湾人で7名。終了後さっそくお母さん持参保育園の連絡帳(卒園式向け)の添削をした。かの地では日本人家族が慣れない中国語作文でお世話になっていることだろう。おあいこだ。



朝に祈り夕べに感謝

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