散歩

 句題:好物
お袋の麺がこつごつ田舎蕎麦 /  鰻より妻の味噌汁焼き魚
句題: デジタル
 便利だが待つ楽しみはどこ行った /  気にかけて手間かけてこそ幸せだ
時事句
 ミサイルはつつき合いする長い槍 /  勝者より敗者の弁が胸を打つ
句題:関係
思うほどあちらはこちら意識せず / 挨拶に目を逸らされてもやもやと 

12月23日(金)午後やや風はあるがマフラーをして都心散歩。ドアツードアで20分の巣鴨駅で降りでJR線に沿って駒込方面に歩く。六義園(りくぎえん)と旧古河庭園がセットで200円(65歳以上)だが、今回は久しぶりの旧古河庭園に入った。六義園は桜や紅葉、旧古河庭園は春と秋のバラが売り。園内回遊の途中で椅子に掛けぼーっとおにぎりでも食べたい。季節はずれにも味わい。3時間も空き時間があれば、地下鉄シルバーパス、駅で降りて散歩にうってつけ。帰路に餃子の王将と町中華を見つけて下見OK。千石駅へ行く途中で理化学研究所の跡地に出会った。12月28日(水)は渋沢栄一の旧居がある飛鳥山、王寺駅から旧古河庭園を横にJR水道橋で降りて小石川後楽園(水戸光圀ゆかり)のコースを見つけた。

都心散歩の副産物は戦災の跡を見ること。名前は正確でないので記さないが復興神社がそこかしこに。「昭和20年4月の東京大空襲で社殿は焼失し」定番の由緒来歴に気が沈む。屍累々であったろう。昭和天皇の戦争責任に異論はある(軍部に利用されただけ)が「日本歴史上最大の惨禍をもたらした人物」1989年1月7日昭和から平成へ。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で醜態を演じた後鳥羽上皇の比ではない。戦禍の空間と時間に思いをはせる散歩を続けたい。独り歩きこそよけれ。26日(月)は、うた声広場で「長崎の鐘」を合唱しマスクの目に涙。あと食事、5人が喫茶店へ。80代の戦中戦後を生きた方々の肉声、幼少時体験に興味深々である。いま聞いておかなければ消えてしまいそうだ。仲間との語らいこそよけれ。

エリザベス女王の王冠は植民地からの強奪?宝石で飾られルーブル美術館の至宝も同じく、オランダは19世紀半ばまでの奴隷貿易を謝罪し始めた。ワールドカップの決勝戦進出、フランスチームに黒人選手の多いこと。サッカーもオリンピックも国家間というより人種間の競技だ。身体能力の高いアフリカや南アフリカの人種が北半球の白人や草食系を圧倒する。

備忘録

ちんどんやさんでわいこっぼ二人。ふみやといさむ、着付けが、てるこ。中学LINEで配信した。「自分さげ」ポーズ実は「そんなことないですよ」と即否定、褒め言葉期待の人への対処で、なるほどという方法が。当ブログのこだわりとしてできるだけ引用せずリンクせずだがたまには引用もよかろう。これは精神科医の香山リカさんの新聞記事からお知恵拝借しました。自虐ネタ謙虚を気取る自分下げ、また来たか、と思ったらそれには反応せずまったく別な事「いや、貴方はこんないいとこありますよ」と褒めてバランスを取るのだそうだ。

朝に祈り夕べに感謝

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