賞罰

祝電と挨拶だけでまとめ票　/ 　結果だが凶弾が問う闇を知る
　70年悲喜こもごものエリザベス　/　ダイアナの美はとこしえに氷結す

履歴書に書くとすれば「賞罰なし」だが、罰では選挙違反の略式命令や車のスピード違反があったかもしれない。賞ではなにかあったかなあ。定年退職記念に社長から「永年のご功労」に対して慰労盾をいただいた。紋切り型の文言に琴線に触れる一行が追記してあった。満期でなく勧奨もなく慰留もなく続いての転職もなかった。60歳目前に辞められたのは会社関係各位と身内のお陰である。巣窟と化した自室を整理するにあたって某業界団体からの感謝状を発見した。額装し白いクロス壁に架けた。50代リストラ時期が必ずしも徒労でなかったと確認できる。これも会社関係各位の強力なバックアップによる。感謝状の名前は吉永勇でも連名受賞が正確である。光を当てられると「なんであいつが」の毀誉褒貶は世の習い。昨年OB会報に丁寧に温かく書いていただいた70代現況は素直に受け止める。会報も額装して架けた。居間に飾るほどのこともない。まあまあの後半生、年寄りの自己満足である。

備忘録

秋の気配9月8日（木）渋谷へ出た。道玄坂を登りきったところビルの14階、居酒屋権八で二人会。帰路に3軒ほどよさげなお店をチラ見して通路から写真を撮る。渋谷はおしゃれな若者の街、再開発ラッシュ。入りにくいが先達に歩き方を教えていただき楽しみができた。写真は図書館で借りた「新着本」。沖縄の本は別。好みの本ではなくても「初借り」うれし。