献立

全国の 大谷さんは 得したね 偏人
全国の 大谷さんは いい気分 偏人

女優で文筆家といえばむかし読んだ高峰秀子、沢村貞子だが、最近は誰かいましたか。流行りのブログをなさっているとかでアクセスするがお顔の写真をクローズアップ、ウーンそちらが訴求点か~。高峰秀子や沢村貞子の著作はプロのエッセイスト以上だ。あ、いたいた、老女優、しつれい大御所、岸恵子の新刊自伝。近くのイオンスタイル3階の書店でパラパラめくった。開いたページから活字の匂いじゃなく、典雅の香りがただよう。日経新聞の「私の履歴書」だそうだが、会話を練達の記者が代行したものではなく、まぎれもない自筆である。天は二物を与えた。「君の名は」の数寄屋橋の出会いと別れの映像は永遠である。

沢村貞子は料理の達人でもあり、そのメニューをもとにEテレで「献立365日」家庭料理が再現される。膨大なレシピの日誌、手書きの味わい、几帳面マメさにため息がでる。料理は、必要、興味、時間が掛け算で、つまりどれかがゼロなら答えはゼロ(やらない)で、プラスがセンスだ。私は、食べる必要はあるが作る必要(出番)がない。60代で数十万円かけてベターホーム協会(銀座、料理教室)で習ったことがある。料理へのしずかな関心(憧憬)はくすぶっている。テクノストレス、乾きがちなデジタルと違って心ゆたかな世界。

沢村さんの弁当はだれかのために作るのではなく自分のための弁当。具材の取り合わせ、配色はセンスである。先日載せた写真、ガネ天(薩摩郷土料理)の色味は人参でなく牛蒡だったかなあ。Facebookにあふれる手作り料理の写真もセンスだ。自分で撮ったらクラーイ映りで使えなかった。後輩で元システムエンジニア、いま牧師さんのFacebookは読ませる。料理の写真がぱっと明るい。片方向で私のブログにはまるで興味がわかないのが楽しい。

備忘録
「大谷さん」は懐かしい名前である。ずっとあとの世代の会社同僚。職場のパソコンサポートでがんばってくれた。私もお世話になった。お客様サポートが会社のアドバンテージ。私はどう思われていただろう。その節はありがとうございました。木曜ミステリー「IP~サイバー捜査班」テレビ朝日の初回はおもしろかった。身代金ウィルス、ランサムウェアにやられる画面は、職場で発生したのと同じ恐怖だった。TCP/IPとは、なんて解説字幕が出る。

朝に祈り夕べに感謝

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